これは、19日夕方の三日月です。地球に反射した太陽の光で、月の欠けて
いる部分まで見える地球照がよく分かります。200mm/2.8の開放で露出
は1/2秒、手持ち撮影の限界です。
長いこと天体撮影をやってきましたが、このところ休眠状態です。手持ちで
気軽くというのは、これまでのスタイルに反するのだけど、これも加齢による
ものと自身で納得していました。しかし、眠れる闘志に火をつけてくれる写真
展が、現在渋谷で開かれています。武井伸吾さんの「星の降る場所」で21日
から6月2日までで、早速おじゃましました。彼とは乗鞍岳などでよくお会いし
ますし、以前青山で開催した私の写真展「光回廊」にも来てもらいました。独
特の感性で捉えた星景写真に大いに刺激を受け、6X7や4X5にもフィルム
を通してあげなければと反省です。
K10D + FA☆200mm/2.8 ED